小豆の栄養には魅力的な美肌効果がいっぱい!
2017.09.12
今日は私たちの生活に身近な小豆の美肌効果についてお話いたします
小豆の良質なタンパク質は美肌へ導くカギ
小豆の主成分の一つであるたんぱく質。美肌づくりに一役買っているとても大事な栄養素です。
たんぱく質は約20種のアミノ酸で構成されています。
摂取したたんぱく質は体内でアミノ酸に分解されて再合成され、
皮膚や髪、爪、筋肉、内臓、ホルモンなど体の大部分を形成します。
人間の体の約20%もたんぱく質でできているんです。
ダイエットで肉や魚、卵、乳製品、豆類などをカットするとたんぱく質が足りなくなり、お肌にも影響が出てしまいます。
新陳代謝が落ちて肌の老化を促進し、たるみやくすみの原因につながることも。
お肌のコラーゲンを構成しているのもたんぱく質。不足するとハリやツヤをキープできなくなります。
小豆のたんぱく質は体内で合成できず、食品から摂らなければならない「必須アミノ酸」が主です。
必須アミノ酸は9種類あり、そのバランスがよく良質なタンパク質が小豆です。
小豆はリジンという必須アミノ酸が豊富ですが、日本人の主食のお米にはリジンが不足しています。
小豆とお米を組み合わせて食べれば、たんぱく質をバランス良く摂取できるわけです。
そのため赤飯はおいしいのはもちろん、美肌づくりにも効率的な食事法なのです。
肌荒れを防ぐビタミンが豊富食物繊維はごぼうの3倍
きれいなお肌をキープするのに欠かせないビタミンですが、小豆にもビタミンB群が豊富に含まれています。
特に、皮膚や髪の成長を促すビタミンB2は、不足すると口内炎や口角炎、肌荒れなど肌トラブルの症状があらわれます。
女性はしっかり摂取しておきたい栄養分です。
また、ビタミンB6も小豆に比較的多く含まれる栄養素で、健康的な皮膚や髪づくりをサポートします。
肌荒れが気になる人などは、積極的に摂取するのがおすすめです。
ビタミンは水溶性で調理している間で失われやすい性質なので、お粥や野菜との煮込みなど煮汁ごと食べられるメニューがおすすめですよ。
また、小豆の食物繊維も要チェックです。ごぼうと比較すると食物繊維は3倍以上。特に不溶性の食物繊維を多く含みます。
不溶性の食物繊維は排便の促進を促すため、女性の悩みに多い便秘の解消を手助けします。
便秘が続くと腸内で有毒ガスが発生し、血管を巡って皮膚から出ようとするため、
肌荒れや吹き出物を引き起こす原因となります。
腸内環境を整えることは、お肌のためにもいいことなんですよ。
成人1日の食物繊維の目標摂取量は20~25gです。一食あたりおおよそ摂取される食物繊維料を比較すると、
小豆は少ない量でほかの食品より多くの不溶性食物繊維を摂取できるのがわかりますね。
小豆を上手に食生活に取り入れてお腹をすっきりさせ、美肌づくりに役立てましょう
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